クラウドワークスで100円損した話①
こんにちは、きなこです。
今日は、私がクラウドワークスで100円損した話を…。いや100円どころじゃないです。何時間もかかって仕上げたテストライティングが、ただ働きに終わりました。もう時間も経っているし時効かな?ということで書きます。愚痴です。愚痴が苦手な方はそっとページを閉じてくださいね。
クラウドワークスがわからない人へ。簡単に説明すると、ネット上でやり取りできるお仕事仲介サイトです。PC仕事が多いですね。(以下クラウドワークスHPより引用)
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」はオンラインのお仕事マッチングサイトです。 エンジニア・デザイナー・ライターなど、100種類以上のお仕事を得意とするプロフェショナルのご登録があり、 ホームページ作成やiPhoneアプリ開発、ロゴマークやチラシデザイン、ネーミングやテープ起こし・文字起こしなどのお仕事を発注いただけます。 低予算で手軽に、安心して利用できるサービスとして、官公庁や上場企業のご利用実績も豊富です。
結論から言うと、完全に自分のミスです。損したのは自業自得。分かってはいるけれどすごく悔しかった。
子供を産むまでは、企業で広告関連の仕事をしていました。出産後は育児に追われ、PCを触ることも減りました。だから自分のPCスキルにブランクを感じていたのです。息子が幼稚園に通うようになり、またPC前に座りたくなった私。へそくりをしたかったこともあり、クラウドワークスに登録しました。
たった数円のタスク案件をこなす作業からスタート
登録して間もない頃は、タスク案件ばかりこなす日々。タスク案件は、「今この瞬間にすぐ」仕事ができるのです。すぐ仕事ができる代わりに、お給料はかなり低い。アンケートに答えて1円。250文字の日記を書いて32円。商品レビューを書いて10円。そんな底辺からのスタートでした。
タスク案件でも高額案件はあります。高額と言っても500円~1000円ほどですが。少し前まで多かったのはキュレーションサイトのライターですね。後々私もライターをやることになりますが、その話はまた後日。
タスクの仕事をこなすのは、とても楽でした。何も考えずに進められる、簡単な仕事だからです。質問に答える、簡単な文章を作成する等々…。ただ適当にやるとダメです。10円の案件で何度否認されたことか。たとえ数円の仕事でも、心を込めて丁寧に文章作成をする必要がありました。
私がタスク案件の仕事をしていたのは、幼稚園のお迎えまでの「あと10分」がお金になるからです。たった数円ですが。1円案件からスタートしたお仕事も、数をこなすうちに50円、100円、300円と金額が上がっていきました。
クライアントさんから初めてのスカウト!
低額案件を大量にこなし実績がついたあたりで、クライアント(発注者)からスカウトメールが届くようになりました。その中で、私が初めて返信をしたのがAさんでした。Aさんは個人で運営されているブロガーさんです。ワードプレスで情報発信をし、個人キュレーションサイトのようなことをされていました。Aさんは運営としてとりまとめ、ライター業は外注のようです。
そして今回のAさんからの依頼は、文章の編集と校正。元々校正のお仕事をしていたこともあり、「これだ!」と思った私。以下の内容を返信しました。
- 編集校正の業務経験があること
- 仕事にブランクはあるが丁寧に進めること
- 子供が幼稚園の間のわずかな時間に仕事をしたいこと
校正は誤字脱字チェックも含みます。石原さとみちゃんのドラマ「校閲ガール」のようなイメージです。
テストライティング
「とりあえずテストライティングを受けてくださいね~」と、すぐにAさんから返事がきました。テストと言われ、ちょっとワクワクした私。はいはいは~い♪とすぐに応じました。1つの記事をワードプレス上で渡され、これを編集してくださいと。誤字脱字のチェック、画像のチェックをお願いしますとのことでした。
困った1 *ログインできない
業務を進めようとしたのですが、渡されたID&PWで「ワードプレス」にログインできません。⇒結果、ログイン権限が付与されていませんでした。Aさんに問い合わせをして解決。
困った2 *編集内容の指示が不明確
【誤字脱字のチェック、ですます調の統一】 ←業務内容の指示はこれだけです。えーチェックするだけでいいの?らっくしょー!と喜んだのもつかの間…この後厳しい戦いが。。
困った3 *画像選定の指示が不明確
画像についての指示は【画像のクオリティチェック】←これだけ。具体的な指示がありませんでした。「クオリティチェック」なのに、肝心の画像すら入っていませんでした。こちらで選定するのかな?何をどうしたらいいんだろう…選定するにしても、どこのフリー画像サイトから使うかや、選び方の基準、サイズ、挿入場所などまったくわかりません。そのため、再度問い合わせ⇒「○○のサイトから使用してください」との指示があり、仕事を進めました。
スタートからぐだぐだなテストライティング。とりあえず2000文字ほどの記事の誤字脱字チェック。不自然な言い回しのチェック。「ください」「下さい」などを統一表記に修正。段落を見やすく区切り直し。記事に合う画像を選定して挿入。校正経験者としてできる限り見やすく編集し納品しました。
Aさんとのやり取りは[クラウドワークス内のメール機能]だけなので、返事が来るまでも時間がかかります。IDを付与され仕事を始めてから第一回納品までで1日半かかっていました。
テストライティングへの大量ダメ出し
Aさんから編集内容への大量のダメ出しがきました。行間について、段落について、カッコ「」の使用ルールについて、画像の挿入方法について、見出しタグのルールについて、箇条書きを文章化するように…等々です。つまり全部ダメでした。
えっ…具体的なルールがあるなら先に提示してくれればよかったのに。私が第一回納品までにやったことって何だったんだろう…全部ムダじゃん。全部やり直しです。この時点で、問い合わせ中の時間も含め、作業をスタートしてから1日半を費やしていました。
でもテストライティングだからかな?初心者の人もいるだろうし、業務を進めながら指示していくスタイルなのかな?と再校正に入りました。前日に「らっくしょー♡」と思ったが嘘のようにつらい編集作業。どうしてつらいのかと言うと、記事のほとんどが箇条書きだったからです。
私が担当したテスト記事は[体の症状]についてのものでした。この文章化作業がきついのなんの。日記っぽいものならよいのですが、ズラズラ並べられた体の仕組みに関する箇条書きを文章化するのは非常に厳しい戦いでした。しかも各見出し毎にリード文が必要とのこと。全く知識のない、資料もない内容を膨らませるのは難しかった…。
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長くなりすぎたので、一旦切ります。続きはまた後日。