流産手術後1日目*退院しました
5/12(金)、流産手術1日後(手術翌日)です。
ゆうべ~今朝の体調
疲れているはずなのに、ゆうべはなかなか眠れませんでした。手術で興奮してしまったのかな。
出血が多いのも気になり夜中に何度もトイレに行ったり・・・。他の方のブログを見ると、流産手術後はほとんど出血なしって書いてあったのにな。
何も考えたくなくて、何も見たくなくて、何も聞きたくなくて、昨夜はただただ、ボーっとしていました。
今朝は寝不足のはずなのに、寝起きはすっきり。朝食も完食。朝からワイドショーを観る元気も出ました。出血もすっかり減り、ナプキンに少し着く程度。
退院前の診察
9時前に呼ばれ、診察室へ。
エコーに映る私の子宮は、当たり前だけど空っぽでした。何も映っていない。胎嚢すらない。あー本当にいなくなっちゃったんだ・・・。
出血も減り、術後の経過は順調とのこと。次回の診察は約2週間後。先生から注意事項が何点かありました。
- 子宮収縮剤で生理痛のような痛みがあること
- 次回診察まで湯船は禁止
- 次回診察まで性行為禁止
- 次回診察まで飲酒禁止
- 家事は徐々にスタート
- 基礎体温をつけること
手術が終わったらヤケ酒してやる!と思っていたのにまさかの飲酒禁止でした。まぁ当然か・・・。
新生児室の赤ちゃんたち
病室へ戻るまでに新生児室があるのですが、今日は目をそらさず通ることができました。昨日は赤ちゃんを見るのも辛くて、ここを通るだけで涙がじわっと溢れていた。
でも今朝は大丈夫。あ~息子もここにこうやって並んでたな。産まれた時、こんなに小さかったっけ。かわいいな、私もやっぱり赤ちゃん欲しいな。
妊活がんばらないとな。
助産師さんと流産手術仲間
今日担当についてくれたナースさんは、息子を取り上げてくれた助産師さんでした。私のお股の間から、スルンと出てきた息子をキャッチしてくれた助産師さん。
この方と再会でき、一気にテンションが上がりました。助産師さんも覚えていてくれたことがすごくすごくうれしかった。
そしてこの助産師さんも、流産を経験されたばかりとのことでした。多分私と歳は近い。同じく2人目流産。流産って、やっぱり多いんだな。
まだ若いから、お互い次の妊娠に期待しようね、と励まされ、大きくウンウンとうなずきました。
それから退院間際、同じ部屋だった女性が話しかけてくれました。昨日はお互い具合が悪すぎて話すどころじゃなかった。同じ流産手術を受けたことはわかっていたけれど、お互い自分で精一杯だった。
同じ区内に住んでいて、同じく2人目、同じく稽留流産でした。彼女が話すつらい気持ちが同じすぎてつらすぎてただうなずくことしかできませんでした。流産手術の同士なのだから、昨日からもっと励まし合えばよかったな。
退院
お金のことを書くのもなんですが、これも誰かの役に立つと思うので書きますね。
一泊二日の入院手術で4万円の請求でした。この中に、保険会社へ提出するための診断書代も含まれています。診断書なしなら3万5千円弱です。
助産師さんたちが、たくさんの励ましの言葉とともに温かく見送ってくれました。会計窓口で支払いを済ませ、病院を出たのは11時。外は雲1つない快晴で、何だかちょっと泣きそうになりました。
病院からはタクシーで帰宅。家に入ると、愛犬が大興奮で飛びついてきました。抱っこして癒されて、また涙が出そうになりました。
少し休んでから息子のお迎えへ。幼稚園バスから降りてきた息子はニコニコ笑顔で、天使のようでした。
息子と 丸1日離れたのは初めてです。抱きついて離れない息子がかわいくてかわいくてたまらない。
赤ちゃんのことはショックだったけれど、この子が1番大事。今まで以上に大切にしていこうと改めて思いました。